メキシコで手織りされてる”ハンモックバッグ”とは?
「ハンモックバッグ」と言う言葉を聞いたことがありますか?
名前から想像すると、ハンモックのようなバッグ?と想像されるかもしれません。
そのカラフルさやデザインの豊富さから、メキシコのお土産として大人気。
最近はアメリカでも流行し始めているとか。
と言うことで今回は、メキシコの伝統技術で作られたハンモックバッグをご紹介していきます。
ハンモックみたいだから「ハンモックバッグ」!
ハンモックバッグとはその名の通り、ハンモックのような形をしたバッグ。
写真を見ていただければわかるように、バッグの持ち手がハンモックの吊り下げひものような形をしているため、そのように呼ばれています。
綿でできているため軽くて柔らく、また持ち手が大きく肩からかけるタイプなので、ちょっとした買い物や旅先でも重宝します。
大きめサイズなので軽量のノートパソコンなども持ち運ぶことができます。
定番の柄は、メインの色一色でできたバッグの真ん中にたくさんの色が縦に編みこまれているタイプです。
その他にも、刺繍が編み込まれたデザインなどもあります。
鮮やかな色を豊富に使ったデザインは、メキシコそのものを表しているようです。
そのため、多くの観光地でハンモックバッグが売られているのを目にすることができます。
ハンモックバッグはメキシコ南部の伝統工芸
ハンモックバッグは、チアパス州やオアハカ州の伝統工芸として引き継がれているバックストラップ織機を使った織物で、チアパスの職人によって手作りされています。
バックストラップ織機での織物の歴史は、プレヒスパニック時代(スペイン人がメキシコを征服する前の時代)まで遡ります。
生活様式が遊牧から農業へと変化し、定住生活が定着し始めたことにより、この織機が使われ始めました。
メソアメリカでは、多くの女性が社会的階級関係なくバックストラップ織機を使って布を織り、貝や石を飾りとして布につけることもありました。
当時は、織機はただの布を織るための道具ではなく、神様が女性に与えた神聖な贈り物とされていました。
人生を共にする織機
この時代は、女の子が産まれると、赤ちゃんを織機に馴染ませるための特別な儀式が行われ、また、女性が亡くなる時には、その女性が使っていた織機の道具を遺体と一緒に埋葬していたと言われています。
産まれる時から亡くなる時まで、女性は織機とともに人生を歩んでいたのですね。
現代でも、チアパスに産まれる女の子たちは子供の頃から母親や姉に教わりながら遊び感覚で織機に触れ、6~7歳になると大体感覚を掴みはじめるそうです。
その後、技術をさらに身につけ自分自身でデザインもできるようになり、14~16歳ごろにはバックストラップ織機での織物を習得するそうです。
こうして織物は、チアパスで伝統工芸として世代をつたって受け継がれていっています。
いろんなカラーハンモックバッグ!
ハンモックバッグを選ぶ時にチェックしたいのは、なんといってもそのカラーの豊富さ!
メキシコらしい濃いめのピンクや青、黄色がメインカラーとなっており、そこに織り込まれるたくさんの色!
色のコンビネーションが少し違うだけで印象もグッと変わってきますし、縦に織り込まれた様々な色のデザインもひとつひとつ違うので、お気に入りのハンモックバッグを探すところから楽しい気持ちになれるかもしれませんね。
カラフルでひとつ持っているだけで主役級のアイテムなので、白いTシャツとジーンズに合わせてアクセントにするものよし、軽くて大きめなのでサングラスや小物を入れて公園やビーチに散歩に行くのもよし!
いろんなシーンで注目の的になること間違いなしかも!?
当サイトでは、豊富なカラーバリエーションのハンモックバッグをご用意しておりますので、ぜひチェックして見てくださいね!
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